こんにちは。Cocoといいます。
30代前半で、夫と子ども2人の4人ぐらしです。
2023年春、子宮頸部腺癌と診断されました。
普通に働いて、当たり前の毎日を過ごしていたので青天の霹靂。
3か月後、半年後、1年後、自分がどこにいるのか、どういう状態なのかわからなくなりました。
当たり前にあった未来が突然なくなったように感じて、とても動揺しました。
5年後、10年後、自分は生きているのか。
当たり前に子どもの成長を見て、夫と一緒に歳を重ねていけるものだと思っていました。
突然、死が目の前に突きつけられて、ひとりになるとネットで検索する毎日。
「腺癌は扁平上皮癌に比べて予後が悪い」
「スキップ病変があるから取り切れているかはわからない」
「治療はさまざまです」
よくわからない情報に混乱し、不安になる一方。
手術、抗がん剤などの治療についてもわからないことだらけで、一気に変わってしまった世界についていけませんでした。
このころは、検索して「治った人」を見つけて、希望を持ちたかったのだと思います。
でも、子宮頸癌の中でも腺癌は少ないほうで、さらにブログをやっている人はもっと少ない。
情報が得られにくいことも、不安な気持ちの一因でした。
子宮頸部腺癌と診断されたばかりの人、疑いと言われている人、治療中の人、そのご家族の方、
このブログにたどりついてくれる人がいたら、少しでも情報源になるといいなと思います。
自分の経過を整理しながら、備忘録もかねて、いつかこのときは辛かったねと笑って話せる日が来ることを願って。
ブログでの表現について
癌と言われてから、いろんなブログやSNSを見て、同じような状況の人を探しました。
「上皮内癌で子宮全摘しました」「子宮筋腫で子宮全摘予定」という人がいても、あなたは広汎じゃないから排尿障害もないよね、抗がん剤しなくていいじゃん、と思ってしまう自分がいました。
「高度異形成でした。癌じゃなくてよかった!」という言葉に打ちのめされたこともありました。
その人もきっと辛い中で頑張っているのに、「私よりマシでしょ」と勝手に比較して、落ち込む毎日。
そんな自分も嫌だったけれど、「思い」というのは自分で制御できるものではありませんでした。
でも一方で、自分の発言やブログの記載で誰かが傷つく可能性もあるんだな、と気づきました。
このブログは、子宮頸がんの知識や私の経験を綴っています。
自分の備忘録も兼ねているので、そのときに感じた素直な気持ちも書いていきたいと思っています。
それによって、悲しい気持ちになったり辛い思いをしたりする人もいるかもしれませんが、私の個人的なブログですので、ご容赦ください。